コメント(全4件)
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師弟関係という細く偶然の糸で、文明の交流が促されるのは、興味深いことです。
W・シーマ/M.アルティガス『ローマのガリレオ』(大月書店)に目を通したことがあるのですが、クラヴィウスの印象がありません。索引をみても、項目として挙がっていないのです。本文を読み直すと、数箇所登場部分がありますが、決定的な場面でのガリレオ側に立った介入がありません。それで、気がつきました。1612年に亡くなっているのですね。
ゆうみ→BIN★さん ― 2009-09-11 10:42
おっしゃるとおり、決定的な場面のとき、クラヴィウスはすでに亡くなっていました。第一回目の裁判の判事ロベルト・ベラルミーノ枢機卿も。この二人が第二回の裁判のときに存命であれば、ガリレオの悲劇はなかったかも…勝手な思い込みかもしれませんが。
おはようございます。
クラヴィウスが両大科学者に対してもった理解と影響力、とても興味深く拝見しました。
歴史を読んでいてとても面白いなぁと思うのは、ほぼ同時期に(まぁある程度の年数のずれはあるものの)地理的に離れたところで、傑出した人物が、お互いを知らないまま、なんらかの、後世から見ると、「共通性」をもって輩出してくる点です。 このポスト、とても楽しかったです。
ありがとうございます。
それから、お嬢ちゃま、目をお大事ね。 ウチの娘も近視がひどく、幼稚園の頃から眼鏡をかけていたので(少しそちらとはケースが異なりますが・・) やはり、親として心配ですよね。
ゆうみ→☆サファイアさん ― 2009-09-14 12:42
コメントありがとうございました。
歴史を読んでいて面白いところ―ーほぼ同時期に(まぁある程度の年数のずれはあるものの)地理的に離れたところで、傑出した人物が、お互いを知らないまま、なんらかの、後世から見ると、「共通性」をもって輩出してくる点ーー同感です。
それを自分で見つけたときは、とっても嬉しいですよね。
舞子、家族で近々行く予定です。ブログときどき見に行かせていただきます。
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